麻には葉と茎から採るものがあり、靭皮繊維(じんぴせんい)とは植物の茎の靭皮部分からとり、黄麻(おうま)、亜麻(あま)、大麻(たいま)、苧麻(ちょま)などがある。

葉脈繊維(はみゃくせんい)は植物の葉から採り、サイザル麻、マニラ麻などがある。靭皮繊維は比較的やわらかいので衣料の原料として多く使われる。

葉脈繊維は硬いものが多く、産業用の織物やインテリアクロスなどに多く使われる。麻の特徴は吸収性が速いことと、吸った水分を簡単に蒸発すること、丈夫で光沢があり、夏の衣料用の原料として最適だ。

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