キルティング

防寒、保温、装飾などの目的のために2枚の布の間に綿や毛の芯をはさみ、ステッチで押さえたものをいう。

キルトトップと裏布にミシンや手刺しでステッチをかけ、間に綿や毛糸などを入れ浮彫り模様を描く技法のことも指す。

キルティングの歴史は古く、エジプト、ロシア、中国などで防寒用の服、敷物などに用いられた。

現在では、コートやジャンパー、スキーウェア、バッグ、布団などに用いられ、イングリッシュやイタリアンなど、多くの個性的なキルティングがある。

キルティングは2枚の布地の間に綿(わた)をはさんで綿が動かないようにサンドイッチの状態で縫い合わせる。

冬の防寒用の服や洋布団、羽毛布団などに用いられている。また、あらかじめキルティング生地としてもあり、近年、キルティングのジャケットがシーズンごとにビックが流行したりショートが流行したり、あるいはコンパクトのキルトジャケットが流行したりと定番的な布地となっている。

家庭洋裁でもクッションや袋物のかばんなどの布地として、無地やかわいいプリント物などが人気がある。

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