絹のことで家蚕(かさん)と野蚕(やさん)がある。
家蚕の繭(まゆ)をほどいてとった糸を生糸(きいと)という。二匹以上の蚕がひとつの繭を作ったものを玉繭(たままゆ)といい、これから引いてとった糸を玉糸(たまいと)という。
生糸を精練したものを絹練糸(きぬねりいと)といい、それで織った絹織物が練織物(ねりおりもの)。織り上げた後に精錬するものを生織物(きおりもの)という。
シルクの光沢は繊維の断面の三角形からきており、繊維のあらゆる種類のなかでもっとも上品な光沢をもっているといわれている。
細く、強く、染色も容易、高級な和服地に多く使われている。
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