シルクハット

モーニングコートや燕尾服(えんびふく)など、男性の最上級の礼装時に用いる帽子。頭頂部が平らな、円筒状の高いクラウンと、両脇がややそり返った比較的狭いブリムを特徴とする。

1797年にロンドンの帽子屋ジョンヘザリントンの案と言われるが、もともと17世紀半ばに大流行したビーバーハットを原型としたもの。

激減したビーバーの代わりに似たようなシルク地を用いたのが始まりとされる。

ハットバンドには絹のリボンやフェルトが使われ、男子の最高の帽子であることから、ハイハット、トップハット、トッパーなどと呼ばれ、オペラハット、ジョンブルハットなどの種類が見られる。

SPONSOREDLINK