「日本主義、日本熱、日本ブーム、日本趣味」等の意味。
19世紀の終わり頃、日本の美術についてもっと本格的な研究が行われ、浮世絵の他、墨江、日本画、陶器も注目され、日本の美の意識はにぎやかな浮世絵で尽きず、地味な志向もあることが分かるようになった。
このあたりから日本のデザインとして花鳥画に焦点を置き、自然の表現と曲線の美が重視された。
それはアールヌーヴォの形成に大きな影響を与えるようになり、1860年のロンドン博に参加した日本画が好評で、当時のヨーロッパに東洋趣味、異国趣味ブームを巻き起こしたことで知られている。
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