チルデンセーター

Vネックで縄編みを施し、襟や袖口に色糸の縞が配された白いセーター。

一般に登場してきたのは1926年、全英オープンや全米オープンなど、1920年代から30年代にかけて活躍したアメリカの名テニスプレーヤーが着たことでこの名がついた。

クリケットセーターとも呼ばれ、実は英国伝統のスポーツ、クリケットに興じる人たちが着用していたセーターだ。厚みがあり暖かくゲーム中の事故防止にも役立つという機能を持っている。

襟や袖の色縞はチームカラーのラインで、やがてテニスでもお馴染みのものとなり、現在では、ケーブル編みのVネックセーターとして有名。

基本的にはVネックのまわりと裾に2本の赤と青のストライプが施され、白の地と合せてトリコロールカラーになっているものが多い。

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