文字通り漁師が着ていたセーターで、北欧やイギリス北部の漁師が着ていた防寒用の手編みセーター。
防水性を維持するため羊毛の脂肪分を抜かず、防寒性を高めるため太い毛糸で粗いゲージで編まれている。脂肪分を抜かない糸を使っているのでオイルドセーターと呼ばれる。
現在では、デザインを真似たセーターの総称で、羊毛本来の生成りのまま凝った編柄、あふれる野趣で冬の定番アイテムだ。
漁師の地域によって編柄に特長があり、雪の結晶やモミの木などが編まれたのは、北欧スカンジナビア地方の「ノルディックセーター」、総ジャカード編はスコットランド北のフェア島を発祥になってる「フェアアイルセーター」、ジグザグ編、ケーブル編が特長の「アランセーター」はアイルランド西方アラン諸島が発祥地。
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