ローファーシューズ

ローファーは「怠け者」の意味。ローファーシューズはヒールがなく、紐を用いずに簡単に履けるモカシン形のスリッポンをいう。

1940年代のアメリカで、テーラード型で作られてから急速に普及した。甲の部分に革の房等の幅広のベルト状の飾りや金属の鎖があり、中央部に横長のスリット(切れ目)がある。

この部分に銅貨を入れたことからペニーローファー、銀貨を入れたことからコインローファーと呼ばれた。紳士靴、婦人靴、子供靴に用いられた。

当初、靴メーカーの商品名として用いられたものが次第に一般化し、この種の靴の総称となった。

別の商品名から由来するものとして、「ウィージュンズ」と呼ばれる場合もある。これは、ノルウィージャンモカシン(ノルウェー型のモカシン)で、薄い踵がついている。

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